2009年12月23日水曜日

年末年始に読む本

日曜日、仕事が4時頃までかかってしまったが急いで図書館へ。年末年始に読む本を借りに行ってきました。年末年始は一人20冊までとのこと。そんなに借りても読めないので1時間ほど探して6冊借りてきました。❶未来の住宅 カーボンニュートラルハウスの教科書❷平成経済20年史 紺谷典子❸「個を見つめるダイアローグ」 村上龍 X 伊藤穣一❹養老猛の旅する脳❺ダンス・ダンス・ダンス(上)村上春樹❻ダンス・ダンス・ダンス(下)村上春樹、以上です。単なる興味本位で選んでいます。皆さんはどんな本をこの年末年始に読まれのでしょうか。

2009年12月16日水曜日

来年の手帳

先日、松本市内の文具店で来年の手帳を買いました。ここ何年かモレスキンや無印のものを使っていましたが、今回はQuo VadisのVisplanにしてみました。胸ポケットに入る大きさで、見開き横使いです。四角いマスが1日分になっており1ヶ月分が確認できます。先日、金沢の美術館のSHOPに折りたたみ式で仕事のプロジェクト進行も書き込みできるものがあり「いいかなあ」と思いましたが少し厚いので持ち運びがどうかと考えやめてしまいました。カバーはビニルですが押し型になっています。色はくすんだオレンジ色にしてみました。何となく、気分を高揚させてくれるような気がしたからです。

2009年12月8日火曜日

ペットの寿命

今朝のニュースで、ペットの診療が取り上げられていました。癌治療なども盛んに行われ飼い主も最後までペットの寿命を全うさせてやりたいと最新治療を受けさせているとの事でした。さて、我が家の愛犬ライアンも来年の3月で12歳になります。洋犬(大型犬)の寿命は10〜12歳と聞かされています。彼もそろそろかと不安になります。相変わらず元気にしていますが急に変化が訪れるという話も耳にしますので安心は出来ませんが何とか長生きして欲しいと願っています。ただ、最新の治療を受けさせるような病になった時、どうするかはわかりません。彼の意志を確認することも出来ませんし、どうすることが本人にとって幸せなのか計りかねています。そんな場面が来ないことを願っていますがこればかりわかりません。悩みはつきません。

2009年10月20日火曜日

本当に強い大学

東洋経済社の雑誌タイトルに「本当に強い大学2009」というのがあった。現役大学生と浪人生がいる私としてはついつい購入してまいました。親としては、我が子の在籍する大学やこれから受験しようとする大学の評価は気になるところです。幸い、我が子二人の大学はまあまあの評価でしたのでほっとしています。ところで、私も含めて日本人はこの手の話題が好きですね。島国に単一民族ばかりが暮らしているとついつい自分や自分に関係する事柄がどのような評価をされているのか気になってしまいます。しかし、冷静に考えてみると評価というものは様々な資料を基にされているとしても主観が入っていると思います。大切なことは、本人がその評価を冷静に受け止めながら自身の考えを持つことではないでしょうか。その結果、自身が信じる選択をすべきだと思います。第三者の評価はあくまでも、第三者のものであり自身の目で確認すべきだと思います。そう思いながらも、雑誌を購入してしまう私自身が一番、肝に銘じなければなりませんね。やれやれ。

2009年10月18日日曜日

Twitter始めてみました。

TwitterのことをNHKTVで知り、面白そうだったので何事も体験と始めてみました。現在、私はこのブログと『すまいこらむ』という二つのブログを持っています。Twitterは文字数が140文字
に限定されており気軽に書き込めます。また、ゆるいつながりが出来るという現代の人間関係をサポートするアイテムかもしれません。SkypeやTwitterというようなアイテムが増え情報や通信方法が変わっていくこの時代に生きていかなければならない現代人。ツールとしての利便性は、日進月歩ですが、きちんとコミュニケーション出来る能力を養うことはツールを使いこなすだけではむずかいしいと思います。大切なことは、人間としての資質をどう高めるのか努力していくこと、つまりどう生きていくのかという原資を蓄えていくための実践を毎日続けられるかにかかっているのではないでしょうか。

2009年9月22日火曜日

シルバーウィーク

シルバーウィークも後2日になりました。我が家では、浪人生がいる関係で遠くに出かけることもなく過ごしています。お墓参りに行き、お盆から伸びていた草刈りしてきました。昨日は、家内と二人で映画鑑賞。前から興味があった『ココシャネル』を見てきました。孤児院時代からデザイナーとして自立するまでを中心にした内容でした。女性の自立がむずかしい時代にあって、新しい生き方を模索するシャネルの姿を中心に描かれていました。パリ郊外の邸宅やシャネルの店など建築的にも当時の暮らし的にも興味深い数々の映像が見られ楽しい時間を過ごすことが出来ました。今月から2ヶ月以上に渡り、仕事関係の行事が目白押しになっています。英気を養い頑張っていこうと思っています。

2009年8月16日日曜日

盆休み

盆休みも、今日が最終日です。13日お墓の先祖を迎えに行き、14日は妻の実家へ。15日は映画を見にいきました。今日は午前中お墓に行き、午後はスポーツクラブに行く予定です。あっと言う間の4日間です。読書は『日本の難点』を興味深く読み、後半の仕事に向かうための英気を養いました。

2009年7月26日日曜日

息子の誕生日

長男の誕生日が昨日でした。昨晩、思い出したように携帯メールを送ると「ありがとう22歳になりました笑」という返信メールがありました。長男が誕生した年に現在の我が家を建て替えました。上棟式に妻は、彼を抱いていたのがつい昨日のことのように思い出されます。自分自身の22歳のころはどうだったのかと思い出してみると、家業を継ぐために進んだはずの大学生活にも色々と思い悩み、集中出来ず悶々とした日々を過ごしていました。長男は、私の職業を継承する道は選ばず別な道を歩もうとしています。現在の日本の状況では、大変でしょうが自分の決めた道をしっかりと歩んで欲しいと思います。TVでは、26時間テレビが放映されています。島田紳介さんがメインパーソナリティを務めています。私と同じ年です。明石家さんまさんや郷ひろみさん、西城秀樹さん、中村勘三郎さん、江川卓さん、掛布雅之さん、千代の富士さんなど多くの同い年の方々が活躍されています。彼らの生き方や姿に励まされます。50代をどう生き、仕事をするかが60代に繋がっていくのだと思います。大学を卒業して30年以上経ちました。我が家の長男が私の年を向かえる時、どんな日本になっているのでしょうか。私の孫は、いろのでしょうか。様々な思いがよぎります。息子の誕生日にあたり、少し感傷的になりました。

2009年7月15日水曜日

三宅一生さんの被爆体験

三宅一生さんが7歳の時に被爆したことをNYタイムスに語ったとのニュースを見ました。その体験から創造することで美しさを表現するデザイナーを目指したとのこと。また、オバマ大統領の核廃絶に向けた演説に感銘を受け、自らの体験を語ることにしたとのこと。この前のブログで触れた高田賢三さんといい三宅一生さんといい私が若い頃から、活躍されていた日本人の服飾デザイナーは素晴らしい人ばかりです。お二人とも元気で長生きをして欲しいと願っています。

2009年7月12日日曜日

装う

今朝の新聞記事に『装うとはどういうこと?』という内容で高田賢三さんのインタビューが掲載されていました。賢三さんも、70歳になっていました。KENZOブランドを立ち上げ一世を風靡したデザイナーも10年前に第一線から退いたとのことでした。その記事の中に、友人の建築家のお話が載っていました。「彼は、70歳。とても格好いいんです。何が流行か、いつもチェックしています。生活に緊張感を持つことは、とても楽しく心地良いことだと思うんです。だから、年をとっても装うことを楽しんで欲しい」と話されていました。私自身も共感し、その友人の建築家のようにありたいと思いました。

2009年7月5日日曜日

文房具フェチ

図書館に片岡義男さんが書いた文房具に関するエッセイがあったので借りてきました。私も、昔から文房具に興味があり色々なものを購入してきました。その後仕事柄、製図用具を購入するするようになり更に興味を持つようになりました。定規や筆記用具である鉛筆、ホルダー、スケールなど様々なアイテムを探しまわりました。地方の文具店では、種類が限られていますから東京にも出かけていきました。また、外国に出かけた時も必ず文具店に立ち寄るようにしていました。アングロサクソン系の国とラテン系の国ではデザインやコンセプトも違い興味をそそられ、色々なものを購入する羽目になってしまいました。今では、インターネットにて探すことも可能になり巾が広がり喜んでいます。そんな、文房具フェチの方はたくさんいらっしゃると思います。

2009年6月8日月曜日

誕生日

先週の土曜日(6月6日)に満54歳の誕生日を迎えました。その日の夜、妻と娘にささやかなお祝いをしてもらいました。50歳を境に、時の過ぎていく感覚が更に速度を増していくような
気がします。1日1日を大切にと言われますが、まさしくその通り実感しています。健康にも気を付けなければと思い、運動や食事に注意を払うようになりました。あまり、長生きをしたいとは思いませんが子供たちの将来の準備を手助けできればと思っています。

2009年6月3日水曜日

1Q84購入

今、話題の村上春樹氏の『1Q84』を購入しました。同じ村上さんでも村上龍氏の著書やTVを目にすることが多かった私が、今回は村上春樹氏の著書を初めて手にしました。まだ、1冊目の
150ページほど読んでいる途中ですが少しづつ引き込まれていくような気配を感じています。
それにしても、すごい人気に驚いています。また、読後の感想をアップ出来ればと思います。
ということで、自分のミーハーさに多少照れ笑いをしながらこのブログを書いています。

2009年5月14日木曜日

尾崎亜美

昨晩、NHKのSONGSに尾崎亜美さんが出演していました。懐かしい曲を聞きながら、学生時代の思い出が甦りました。彼女を知ったのは、2つ違いの妹を通じてです。「マイピュアレディ」や「春の予感」など多分、化粧品のコマーシャルソングとしてご記憶の方も多いのではないでしょうか。大学祭のコンサートで、聞いたこともありました。高校時代は、先輩や友人の影響で吉田拓郎やガロ、井上陽水などを聞いておりましたが大学に入学した頃から荒井由実や尾崎亜美などの所謂、ニューミュージックを聞くようになりその後は洋楽に変わっていきました。当時DISCOブームもありソウルミュージックもよく聞いていました。STYLISTICSやTEMPTATIONSなど今でもたまに聞きたくなります。それからAORもよく聞いていました。Boz ScaggsやBobbyCaldwellなど湘南地方に住んでおりましたので海沿いの道をドライブしながら聞くにはうってつけの曲ばかりでした。友人のサーファーの影響も有り、サーフミュージックも耳にする機会もありました。カラパナやイーグルスなどです。ラジオもFENを聞きながらアメリカ文化にどっぷり浸かっていた時代です。何となく、尾崎亜美さんの話から脱線してしまいましたが音楽はいつの時代も思い出と共に甦り心地良いものです。

2009年5月10日日曜日

久々の休日

連休中も何やかやと仕事をしていたこともあり、今週末は休みをとることにしました。土曜日は、庭掃除を半日。庭木の葉が入れ替わり、それを拾い片付けることに費やしました。午後から、ジムへ。ランニングとウォーキングマシンを30分づつこなし、サウナへ。おかげで体重は66kg台に。夜は、読書とTVを見て過ごしました。日曜日は、我が家の愛犬ライアンのシャンプーを午前中に行い、久しぶりに妻と二人、ランチに出かけました。地元のイタリアンレストランでパスタランチを食し、帰り道に園芸店へ。
トマトの苗木を見にいきましたが結局、購入せず戻ってきました。3時から女子ゴルフをTV観戦です。
あっという間の2日間でした。

2009年4月25日土曜日

夏目漱石「こころ」を読む

夏目漱石の「こころ」を読みました。中学生以来2度目です。中学生の時の印象はあまり覚えていません。主人公である「私」が「先生」との関わりを通じて、人間の深層心理に踏み込んでいます。家族や友人、そして妻との関わりのなかでの心の葛藤が細かく描かれ引き込まれてしまいました。また、文体にも改めて感心してしまいました。やはり、名作は読み返してみることが大切なのだと思い他の名作も読んでみようと思わされました。

2009年4月10日金曜日

空気を読む、読まない

掘紘一さんの本を読みました。空気を読むことが本当に必要なのかという内容のものです。私自身も仕事やその関連の会などに参加していますとその場の空気がある方向に流れていくのを感じ複雑な思いをすることがあります。日本の社会では特にその傾向が強いのではと思います。それは、ジャーナリズムにも感じます。ある流れが出来、その方向に流れ出すと一斉に同じような記事が掲載され読者も疑いなくその流れに載ってしまう傾向があります。時には、空気に流されず敢えて別な角度からの意見を表明し、そのことについて皆で話し合うことが無ければ判断を誤ることもあるのではないでしょうか?昔から、日本には「村八分」などの言葉があり、やはり空気によるコンセンサス形成が日常的に行われていたのではと想像してしまいます。

2009年4月8日水曜日

ようやく春を感じるようになりました

ここ、2〜3日気温が20度近くなり私の住む信州もようやく春を感じるようになりました。庭の梅やモクレンの花が咲き出し、土の様子も以前とは違いそれぞれが春の訪れを喜んでいるように見えます。春は、全てのスタート時期に当たり、行事も多く何かと忙しいのですが、スタートラインに立つ高揚感が感じられて、私は好きな季節です。今日、松本城の近くを車で通過しましたがお堀のサクラも開いてきていました。そろそろ、お花見があちこちで見られるようになるのではと思います。今週末に、景観を考えるグループでサクラを見に行く予定ですが満開とはいかないのではと心配です。

2009年4月5日日曜日

「蝶々喃々」読み終わりました

先日、本屋を営む後輩から薦められて小川糸さんの「蝶々喃々」を購入。久しぶりに小説を読みました。登場する男女の心情に共感したり、小川さんの表現に感心したりしました。また、舞台になっている谷中は、その昔、私の祖母の妹が住んでいた場所であったりまちづくりの視察で訪れてこともあったりして懐かしい思いで読みました。また、谷中界隈の様子が季節と共に描かれたり主人公の着物のお店が、木造の建物であったりしてその姿がなんとなく目に浮かび楽しく読むことが出来ました。機会があれば、谷中に出かけてみたいと思います。今日は久しぶりの休みですから、後輩にお礼を言いながら次ぎなる小説を見つけにいこうと思います。

2009年4月1日水曜日

小説を読む

昨晩、村上龍氏の「無趣味のすすめ」を買いたくて本屋さんに向かいました。この本屋さんは私の高校時代の後輩で幼なじみがやっております。早速、村上龍氏の本が置いてあるところで手にとってページをめくっているところに後輩の彼が、私の姿を見つけやってきました。「先輩、面白い本がありますから読んでください」とのこと。どれどれとそちらの本のコーナーへ移動。彼の薦めてくれた本というのが小川糸さんの「蝶々喃々」という本でした。日頃、ほとんど小説は読まない私は一瞬、「小説かあ」と内心思いましたが、後輩の彼曰く「谷中を舞台にした男女の話ですが、季節感や暮らしの様子など大人の話として先輩も楽しく読めますよ」とニコニコしながら薦めます。「そうかあ」と頷き、たまには小説も読んでみるかと決心し、村上龍氏の本と2冊を抱えレジに。後輩の彼は、ご丁寧に小説の舞台になっている谷中マップのコピーまでくれました。「奥さんにも読ませてあげてくださいね。その後、谷中マップを見ながらデートするといいですよ」などと言いながら送り出してくれました。家に戻り、入浴後に本とコピーを開いてみました。「蝶々喃々」というのは男女がうちとけて楽しく話している様子という注釈がありました。久しぶりの小説、とまどいながらも1時間ほど読み就寝。読み終えたら感想をブログに書こうと思います。

2009年3月25日水曜日

映画鑑賞

先週の日曜日は、結婚記念日でした。食事にでも行こうかと話していると映画を見に行こうということになり娘も連れて「おくりびと」を鑑賞することになりました。アカデミー賞受賞作品ということで見てみたいような、でもまあいいやというような天の邪鬼な気持ちもありましたが、記念日ということで妻の意見を尊重することにしました。当日2回目の上映にも関わらず結構、混んでいました。やや、年齢が高い方が多く娘などは場違いなところに来たなどと言って騒いで
おりました。本木さんの演技もさることながら、山崎努さんの味のある演技に思わず見入ってしまいました。全編的に飽きることなく見る事が出来、良い作品だと思いました。納棺師という職業はこの映画を見て初めて知りました。納棺は、何度も経験がありますが映画のようなものでは
なく葬儀屋さんが指示を出して親族が行うものと思っておりましたので、地方によって違いなのか最近の傾向なのかわかりませんが納棺師さんにやっていただくのもいいなと思いました。結婚記念日に見た映画が「おくりびと」というのも何やら変な感じですが、久しぶりに映画鑑賞が出来、良い1日でした。

2009年3月15日日曜日

贈る言葉

昨日、評議員を務める専門学校の卒業の会がありました。案内状に「贈る言葉」をお願いしますとありましたので「社会人の学び」と言うお話をさせてもらいました。学校での学びが終わり、社会に出ますと「学び」という意識が薄くなってしまいます。そこで、「読む」「見る」「聞く」を継続することで「学び」が継続できます。専門分野に関してやそれ以外の興味のあることについて「学び」を継続することで人間的にも職業的にも成長が出来ると思うのです。社会人1年生として心がけて欲しいとの思いを「贈る言葉」にしました。頑張って欲しいものです。

2009年3月8日日曜日

卒業の季節

我が家の娘も無事、高校を卒業することが出来ました。3歳違い息子と娘の高校PTA役員を6年間務めた私もいよいよ5月の総会までの任期になりました。門外漢の私が、偶然にも二人の子供たちが私と同じ高校に入学することになったためPTAの役員を引き受けることになりました。PTAの行事や活動もこれで終わるのかと思うと寂しいような、ほっとしたような複雑な心境です。来週には、評議員を務める専門学校の卒業式もあります。それぞれが、新たな道に一歩踏み出す節目となる卒業の季節は、希望と不安が交錯しながらも何かわくわくするような気分にさせてくれる季節でもあります。頑張れ!新入生、新社会人。

2009年3月2日月曜日

父の思い出

父の十三回忌が近づいてきました。母にとっては良い夫ではなかったかもしれませんが私にとっては、話のわかる良い父であった思い出が印象に残っています。曾祖父の代から、建設業を営んでいた我が家において長男であった父は、跡取りとして家業と家族の面倒を若い時から背負っていました。その父の長男である私にも、同様の期待がかかり小さな頃からそのような空気のなかで育つことを余儀なくされました。反抗期もあって家業など継ぐまいと思い、別な職業を考える時もありました。しかし、大学を選定するときに覚悟を決め建築の道を進むことにしました。そんな長男の姿を父は大変喜び、周囲に嬉しそうに話していたそうです。父は、下戸でしたので食事を楽しみにしていました。小学生の頃から、あらゆる食べ物屋さんに家族で出かけていきました。また、旅行好きでしたから温泉地や海水浴に。はたまた、東京にと様々なところに連れていってくれました。和風旅館やホテルというものを知る事が出来ましたし、美味しい食べ物屋さんも知る事が出来ました。大学生の頃、建築を志す者は様々なホテルや旅館、レストランなどに行った経験が無ければそのような建築が出来ないと思うと父が言いました。初めて勉強のために、私を色んなところに連れてってくれたのだと分かりました。
今、その経験は私にとってかけがえの無い財産として、また思い出として私の仕事や人生に役立っています。天国の父に感謝。合掌。

2009年2月25日水曜日

私のファッション遍歴

ファッションに目覚めたのは、高校生になってからでした。制服の無い公立高校に入学した私は必然的に私服を着て通学しなければならず先輩たちの服装に関心を持つようになりました。
当時(1972年)フォークソングブームの真っ直中で、吉田拓郎や泉谷しげる、古井戸、井上陽水、ガロなどがコンサートを中心に活躍していました。フォークソング系のファッションは、Tシャツにジーインズ、でも私はVAN JACKETが提供する最盛期を迎えたアイビーファッションに憧れのめり込んでいきました。愛読書は、メンズクラブやくろすとしゆきさんの著書
でした。真剣に、アイビーファッションについて学び、洋服を買っていました。ネイビーブレザーにボタンダウンのシャツ、そしてコッパンといういでたちで校内や松本のまちを歩いていました。その後、大学に入学、アイビーファッションもVANからKENTに。横浜元町FUKUZOのトレーナーを着たりしていました。それから、DISCOブームが起こりニュートラやサーフファッション(ウェスタン)もするようになりました。しかし、大学4年ころになるといわゆるデザイナーブランドが台頭し始め、コムデギャルソンやワイズ、ムッシュニコルはたまたメンズビギ(傷だらけの天使でショーケンが着用)に袖を通すようになりました。そして、社会人になり相変わらず、DCブランドを着用していましたが新たに三宅一生やKISSAXの靴などもワードローブに加わっていきました。やがて、イタリアのデザイナーものやBEAMSなども加わりました。それから、アウトドアに目覚めパタゴニアなどのアウトドアファッションもするようになりました。さすがに、そろそろ一人のデザイナーの服をと思いここ14〜5年前からヨウジヤマモト(ワイズフォーメンやY-3)を着続けています。もっかの悩みは、増え続けた体重を運動で絞り、サイズが変わってしまったことです。お気に入りの服がサイズ不一致になっているのです。それにしても、アイビーからデザイナーものへと大変革のファッション遍歴。人間の好みは変化していくものなのですね。『私だけでしょうか?』でも、相変わらずファッションには非常に興味が有り、SHOPに出かけることが楽しみです。

2009年2月23日月曜日

週末

先週末は、まず土曜日に大町市で行われるシンポジウムに参加するために11時過ぎに車で出発
豊科で、一緒に行く友人と待ち合わせ。昼頃、大町市に到着。何か昼食をということで「昭和軒」という食堂で、名物のカツ丼をいただきました。駒ヶ根などで見られるソースカツ丼に似た
もので美味しかったです。その後、シンポジウム会場へ。先週の雪が残っておりいつもの大町の
風景でした。日曜日は、住宅のパネルづくりを午前中から始め結局、午後5時近くまでかかってしまいました。それから、近所のスポーツジムへ。スイミングを40分そして、風呂に入り帰宅
して夕食。犬の散歩に出かけ、その後はベッドへ。あっと言う間の2日間でした。

2009年2月16日月曜日

春の訪れ


先週、仕事でお邪魔したお宅の玄関での出来事です。庭にある梅の木から枝を伐り、生けておいたら梅のつぼみが開花したそうです。今年は、全国的に暖冬ですがそうは言っても寒い信州の冬
春の訪れを待ち望んでいる信州人は私も含め多いと思います。私自身もどの季節が一番好きかと
尋ねられればやはり、春と答えます。様々な草花が一斉に開花する信州の春がとても好きです。
また、様々な事がスタートする時期にあたりますので期待感とか高揚感が増す感覚が良いのです。春は、もうすぐ。不安な社会情勢も春の訪れと共に少しでも改善されればと願うばかりです。

2009年2月13日金曜日

卒業研究のサポートパート2

以前、専門学校の学生さんから古民家再生の卒業研究について色々とご質問を受けました。今回は、再生工事を行った方へのインタビューをお願いしたいとの要請を受け、昨年の夏に完成した
再生工事のクライアントの方をご紹介いたしました。何故、再生工事に踏み切ったのか?また、満足度は?とか用意してきた質問を一生懸命されていました。クライアントの方もとても丁寧にお答え下さり、脇で聞いている私自身も色々と勉強になりました。彼も、3月から住宅会社に就職をするとのこと。今回の体験が、後々の彼の仕事において活かされれば願ってもないことです。大変な経済情勢を迎えて、様々な艱難辛苦が予想されますが是非、頑張って欲しいものです。

成人病予防

3年前、息子の大学受験に付き添って出かけた際に痛風の発作が起きました。友人の医者に早速、処置してもらい事亡きを得ました。その際に、血液検査を行いその結果、様々な成人病の指摘を受けることになりました。食事制限から運動の必要性を懇々と諭され、一念発起し、ジムやスイミングに取り組むことになりました。現在まで、週2〜3回定期的に通っています。その後、体重は13キロ位減り定期的に行う血液検査の値も正常値を維持するようになりました。友人の医者曰く、50代が一番危険なのだそうです。その時に気づいて節制することで健康な60代を迎えられるとのこと。50代の男性諸氏、肝に銘じて生活を見直しましょう。

2009年2月12日木曜日

独身気分で


娘と妻が受験で、上京しているため独身状態になっています。昨日は、久々の休日をとることにして朝食後、片付けや洗濯、掃除を済ませ勝間和代さんの著書を読んだり写書をしていました。
11時頃になり、昼食をどうしようか考えていたところ、たまには友人とするのも楽しいかと思いさっそく電話。風邪気味だという友人は、快く誘いにのってくれました。さて、どこへ行こうかと迷いましたが結局、私が手がけた鰻屋さんに決まり高速を飛ばし現地へ。美味しいうな重を食べながら会話もはずみ楽しい昼食になりました。その後、帰路の途中で養命酒の駒ヶ根工場に立寄りお茶とスイーツをいただき戻ってきました。久しぶりに独身気分で、休日を過ごすことが出来ました。

2009年2月10日火曜日

skype始めてみました

先日、仕事のご相談を頂いた方からskypeのことを教えてもらい始めてみました。幸い、その方からご親切にも資料をご送付頂いたのでさっそく家電品店にてマイク付きのヘッドホンを購入し、ソフトをダウンロードしました。私のmacbookにはカメラが付いているので準備は簡単でした。夕方、先ほどの方に連絡を取り接続してみました。先方の方の姿や表情を見ながらお話が出来、思わず感動してしまいました。通信技術の進歩には、驚くばかりとても良い経験が出来、感謝しています。これから、どんどん活用しようと思っています。

2009年2月7日土曜日

写書

茂木健一郎さんの著書を読んで、写書をやってみようと思いました。「運動系」の脳を活用するために茂木さんは夏目漱石の『我が輩は猫である』の写書をしているそうです。私、偉大な建築家の大先輩である吉村順三先生の『建築は詩』を写書しようと思っています。今日から、二日間住宅展がありますが合間をみてさっそく実行してみようと思っています。

2009年2月5日木曜日

大学受験

今朝の新聞に国公立大学の志願状況が載っていました。平均倍率が4.6倍ぐらいとのこと。昨年来の景気低迷を受けて志願者が増えているかなと感じました。私の娘は、私立大学受験なので志願先の大学のHPをチェックしていますが、全体的には昨年より志願者が減っているような気がします。地方に居住する者にとっては、地元の大学といっても絶対的な数が少なく選択肢が狭まってしまいます。ところが、この社会情勢では先行き不安なことばかり。しかし、子供の将来を考えると中途半端なことも出来ないしと悩みは深まるばかりです。そんな受験生を持つ親の悲鳴が、あちこちで聞こえてきます。仮に無事、進学しても卒業後の就職を考えるとまた不安になってしまう現在の状況が改善されるのはいつのことやら親というものは大変です。やれやれ。

2009年2月4日水曜日

名古屋みやげ

娘と家内が、大学受験のため2泊3日で名古屋に行ってきました。家内は、娘が受験中の時間に
あちこちで時間をつぶさなければなりません。ウィンドーショッピングなどに歩き回っていると
長蛇の列が出来ているお店があったそうです。どれどれと覗くと、バームクーヘンのお店だったそうです。人が並んでいるところに興味のある家内は、さっそくその列に加わり待つ事40分、ようやく自分の順番になりお一人様3個限定のバウムクーヘンを買い求めたそうです。
直径20センチのバウムクーヘンはその、外周に砂糖がコーテイングされておりましたが、程よい甘さで大変、美味でした。来週は、受験のため東京に行きます。また、何か珍しくて美味しいものをみやげにねと話していると、『不謹慎ね!』と一括されてしまいました。

2009年2月3日火曜日

韓屋/ハンオクの魅力

今朝、新聞の記事に『韓屋』の話が掲載されていました。ソウル中心部の北側に1920年〜1960年にかけて造られた所謂、伝統家屋で1千戸あるそうです。ソウルでも類を見ない町並みや景観を守ろうと「再生」に取り組んでいるとのこと。登録制度をつくり、改修費用の補助をおこなっているそうです。約4割が登録を終えているとのこと。住民の一人は、「町並みにひかれて観光客が来てくれることには、何か誇らしい気がしますね」と取材に答えていました。
妻の妹夫婦が、現在、ソウルに赴任中で一度は訪ねてみたいと思っていますのでその折に是非、この目で見てみたいと思います。それにしても、街並みや景観を守るには「思い」だけではなく「費用補助」も有効なことがここでも実証されています。

2009年2月2日月曜日

卒業研究のサポート

建築関係の専門学校生の方から、古民家の再生について教えていただきたいとの要請を受け工事中の現場を見せながらお話をしました。彼の住む家も古民家とのこと。それで、古民家の再生を
卒業研究のテーマにしたそうです。今日、またメールにて質問がありました。そろそろ、締め切りも近いのでしょう。頑張ってほしいものです。私も今から30年も前に卒業研究をまとめていましたことを思い出し、なつかしい思いを噛み締めた出来事でした。

2009年2月1日日曜日

茶の道

茶室の設計をする機会もあろうかと20年以上前に茶道の稽古を始めました。最初は1〜2年つもりで始めましたがその内にはまってしまい以来15年位続けました。妻は、結婚する前から
やっており彼女に負けたくないなどと妙なライバル心も芽生え稽古やお茶会に積極的に参加しておりました。流派は表千家です。妻は、結婚前には裏千家その後は表千家です。彼女は子育てや仕事が忙しくなり10年ほど前から休んでいます。私も独立後、色んな意味で忙しくなり休んでいます。子供たちの成長と共に、時間や気持ちに余裕が持てるようになれば再開したいと願っています。茶道は、あらゆる意味で総合芸術であると感じています。建築を職業とする者にとっても非常に大切なことであると思います。是非、お試しあれ。

2009年1月31日土曜日

ブログ開始


『建築家の休日』などという大げさなタイトルにしてしまいましたが、『すまいこらむ』という
仕事用のブログではなく興味のあることや関心事について気軽に綴っていきたいと思います。
最初の話題は、スケジュールノートです。新しい年を迎え、1ヶ月が経ちいささか、旬の話題ではありませんが思いつきです。スケジュールノートをどうするかいつも時期がくるたびに悩みます。デザイン性や使い勝手などを条件に考えるのですが何せ、時間がありません。ネットで調べたり、有名人の使用するノートの記事を見たりするのですが決めてになりません。ここ2年間は
モレスキンのものを使いました。最初は黒のもの、翌年は赤のもの。結局、今年は無印良品のものを使っています。私の性格的なことにも関連しているのか、同じ銘柄を使い続けることはありません。やがて、そんなスケジュールノートが見つかるかもしれないのでその時のお楽しみということにしています。