2010年3月15日月曜日

日本とイタリア

よしもとばななさんのキッチンをイタリア語に翻訳したアレッサンドロさんの著書を読む。日本とイタリアの比較がなされ大変、興味深く面白かった。どこでも寝れる日本人(アジアの人全般)という話や別れる時の声掛けが日本人はネガティブに。イタリア人はポジティブになどなど。両国を知るアレッサンドロさんならではのエッセイである。翻訳に対する評価の違いも極端である。それは、言語の類似性と欧州の一員であるイタリアとアジアのそれも辺境の日本との違いなのか。いずれにしても、楽しく興味深いエッセイであった。

2010年3月5日金曜日

妻のお下がり

娘が一人暮らしするため色々と準備している最中である。そこで、浮上したのがバッグと腕時計である。妻が以前に購入して、あまり使用していないものの中から娘が選び出した。バッグは、「ヒロフ」と「ゴールドファイル」のもの。「ヒロフ」のバッグは、小振りで肩からも掛けられるし手持ちも可能。そして、黒に見えるくらいの濃紺であるので入学式などにも使用可能ということで選ばれた。また、「ゴールドファイル」のバッグは鞣し皮でピンク系の濃淡色である。肩ひもが長いが秋冬用にと妻が薦めた。私が、以前ドイツに出かけた時の土産に購入したものだ。
時計は、カルティエのタンクウオッチである。10数年前に購入したものであるがほとんど使用せず、箱に入ったままであった。クオーツ式なので電池切れになっており私が電池交換に行ってきた。全て妻のお下がりであるが、本人も喜んで使ってくれそうである。

一人暮らしの準備

娘の大学受験が終わり、第一志望校に合格できた。本人の喜び様も然ることながら親の喜びもひとしおである。合格発表後すぐさま、住まい探しに上京。1日かけて探してきた。契約も無事完了し、今月末に引っ越しをする予定である。これから、電化製品から家具、収納類などを準備しなければならない。妻は、不動産業者から提出を受けた資料を手に細かな仕様の確認に余念がない。今日も、クロゼット内の棚板について可動式かどうか?巾と奥行きなどの寸法は?と細かな質問をし、相手方を困らせている。脇で、私がそんな細かなことを聞いても答えられないのではと言うと私は、建築の人間だから細かなことがはっきりしないと納得出来ないなどと息巻いている。今日は、午後から市役所に確認申請の訂正に行きその帰りにカーテンや家具類を見てくるとのこと。息子と娘の二人の一人暮らしを準備してくれるのはいつも妻である。ありがたいことと私は静観している。