2009年7月26日日曜日

息子の誕生日

長男の誕生日が昨日でした。昨晩、思い出したように携帯メールを送ると「ありがとう22歳になりました笑」という返信メールがありました。長男が誕生した年に現在の我が家を建て替えました。上棟式に妻は、彼を抱いていたのがつい昨日のことのように思い出されます。自分自身の22歳のころはどうだったのかと思い出してみると、家業を継ぐために進んだはずの大学生活にも色々と思い悩み、集中出来ず悶々とした日々を過ごしていました。長男は、私の職業を継承する道は選ばず別な道を歩もうとしています。現在の日本の状況では、大変でしょうが自分の決めた道をしっかりと歩んで欲しいと思います。TVでは、26時間テレビが放映されています。島田紳介さんがメインパーソナリティを務めています。私と同じ年です。明石家さんまさんや郷ひろみさん、西城秀樹さん、中村勘三郎さん、江川卓さん、掛布雅之さん、千代の富士さんなど多くの同い年の方々が活躍されています。彼らの生き方や姿に励まされます。50代をどう生き、仕事をするかが60代に繋がっていくのだと思います。大学を卒業して30年以上経ちました。我が家の長男が私の年を向かえる時、どんな日本になっているのでしょうか。私の孫は、いろのでしょうか。様々な思いがよぎります。息子の誕生日にあたり、少し感傷的になりました。

2009年7月15日水曜日

三宅一生さんの被爆体験

三宅一生さんが7歳の時に被爆したことをNYタイムスに語ったとのニュースを見ました。その体験から創造することで美しさを表現するデザイナーを目指したとのこと。また、オバマ大統領の核廃絶に向けた演説に感銘を受け、自らの体験を語ることにしたとのこと。この前のブログで触れた高田賢三さんといい三宅一生さんといい私が若い頃から、活躍されていた日本人の服飾デザイナーは素晴らしい人ばかりです。お二人とも元気で長生きをして欲しいと願っています。

2009年7月12日日曜日

装う

今朝の新聞記事に『装うとはどういうこと?』という内容で高田賢三さんのインタビューが掲載されていました。賢三さんも、70歳になっていました。KENZOブランドを立ち上げ一世を風靡したデザイナーも10年前に第一線から退いたとのことでした。その記事の中に、友人の建築家のお話が載っていました。「彼は、70歳。とても格好いいんです。何が流行か、いつもチェックしています。生活に緊張感を持つことは、とても楽しく心地良いことだと思うんです。だから、年をとっても装うことを楽しんで欲しい」と話されていました。私自身も共感し、その友人の建築家のようにありたいと思いました。

2009年7月5日日曜日

文房具フェチ

図書館に片岡義男さんが書いた文房具に関するエッセイがあったので借りてきました。私も、昔から文房具に興味があり色々なものを購入してきました。その後仕事柄、製図用具を購入するするようになり更に興味を持つようになりました。定規や筆記用具である鉛筆、ホルダー、スケールなど様々なアイテムを探しまわりました。地方の文具店では、種類が限られていますから東京にも出かけていきました。また、外国に出かけた時も必ず文具店に立ち寄るようにしていました。アングロサクソン系の国とラテン系の国ではデザインやコンセプトも違い興味をそそられ、色々なものを購入する羽目になってしまいました。今では、インターネットにて探すことも可能になり巾が広がり喜んでいます。そんな、文房具フェチの方はたくさんいらっしゃると思います。