2010年10月6日水曜日

20代回想

久しぶりに、大橋歩さんの本を手にとっていたら20代のころの記憶が走馬灯のように甦ってきた。大学を卒業し、家業を継ぐべく他人の釜の飯をという訳で信州に戻ってきましたが、まだまだ都会が懐かしく休みが取れるとよく出かけていきました。目的は洋服の購入や美容院に行くといったことが主でした。原宿や青山、渋谷界隈に出没していました。渋谷パルコに行き、ISSEI MIYAKEや今は無き高田喜佐さんのKISSAXを覗き、その後文化屋雑貨店やビームスに。疲れたところでSOHO'S LOFTに行きコーヒーとサンドウィッチで一休み。原宿のビームスでは、栗野さん(現在はユナイテッドアローズ)と洋服談義。美容院は、原宿の「Pee a boo」へ。当時の担当は岡田君(どうしているかなぁー)CLOSED(ジルボー)のショップでは藤谷美和子さんにも偶然、会うことができました。PORTERのバッグも流行っており、肩掛けにしている人をあちこちで見かけました。私には妹がおり、彼女からの情報や雑誌からの情報であちこち出かけていきました。そう言えば「POPYE」や「HOT DOG PRESS」も創刊されており、よく読んでいました。スタイリストの原由美子さん相変わらずお元気そうですし、おしゃれな生き方を実践されていますね。彼女のことを妹が好きで私も関心を持つようになりました。何かおしゃれな雰囲気やスノッブなことに憧れていた20代、懐かしく思い起こしてみました。

2010年9月26日日曜日

DVD鑑賞

最近、どうしても見たいDVDがあり、某お店の会員になりました。結果、ちょくちょくDVD鑑賞をするようになりました。昨日もジムの帰りに1本借りてきました。メリル・ストリープ主演の「ジュディ&ジュリア」です。今年の冬にカード会社の広報誌に紹介された記事を読み映画館へ行こうと思っていましたが行けずじまい。いつか見てみたいと思っていましたので早速借りてP.Cで見ました。それにしても、メリル・ストリープという女優にはいつも感心させられます。私は、ジュリア・チャイルドという人物を知りませんが多分、彼女を研究し演技に望んだのではないでしょうか。だいぶ、体型がふっくらしていましたのでそう思ったしまったのですが。物語は、アメリカ人の伝説的なフランス料理本の著者であるジュリア・チャイルドのレシピをもう一人の主演であるジュディが現代において再現し、それをブログに綴りやがて、本人も本を出すというものです。実際にあった話だそうです。食いしん坊でファッションに興味のある私は、そのようなテーマの映画をついつい見てしまいます。もっとも、どうしても見たかったDVDは「ミレニアム~ドラゴンタトゥーの女」でしたから少し内容は違いますが。いずれにしても余暇の愉しみはしばらくDVD鑑賞ということになっています。

2010年8月18日水曜日

人として生きているか

信濃毎日新聞の山ろく清談に世界保健機関医務官のスマナ・バルアさんが登場。〜豊かな日本にいれば、アジアの現実に目をつぶって「私には関係ない」と考えることもできます。しかし、そういう人は自分に対し「人間として生きているか」と聞いてみた方がいい。〜とのこと。「人間として生きているか」と問われ自信を持って「はい」と答えられる人がどのくらいいるだろうか?アジアの一員であり、戦前には大東亜共和圏を標榜していたのは紛れも無く日本であり、日本人である。アジアの現実を知りながら、人ごとのような態度をしてしまうのはあまりにも無責任であり「人として生きていない」ことになってしまうのではないかと危惧する。最近の若い世代は、ようやく隣国である韓国や中国に関心を持つような傾向も見られる。辺境の地である日本だからこそ近隣や遠方にも同様に関心を持ち、「人として生きていく」ことを実践していきたいものだ。

2010年8月16日月曜日

同級会

この14日と15日のお盆の最中に、立て続けに同級会があった。高校と中学である。高校は、学年全体で。中学はクラス単位であった。いつも会う顔もあれば久しぶりの顔もある。高校の同級会では、子供や自信の体調のことなどが話題に。中学の同級会では、当時の思いで話で盛り上がった。同級会では、皆が一様にタイムスリップ出来るから不思議である。恩師にも会え愉しく、ちょっぴり懐かしい思いが持てた2日間であった。それにしても皆、元気で何よりである。また、来年会おうと約束し別れを告げた。

2010年8月11日水曜日

穏やかな日々戻る

息子と娘が揃い、久しぶりに賑やかな我が家であった。しかし、9日には二人とも東京に戻ってしまい、またまた我が家は夫婦二人と愛犬の穏やかな生活に戻りました。家族麻雀や妻の実家にも行き、一応やることやったという風に子供達は、感じているのでしょう。それぞれ、予定もあるようでそそくさと帰っていきました。次ぎは、年末かな。

2010年8月1日日曜日

娘の帰郷

30日に大学生の娘が帰郷した。8月10日に、友人達と聖蹟桜ヶ丘での花火大会に行くため9日まで滞在するとのこと。たくさんの荷物を抱えて戻ってきた。中身は、ヴァイオリンやPC、本や着替えなどである。夫婦二人の生活が一変。まあ、それも仕方ないことと楽しんでいる。オーケストラ同好会に所属しているため、ヴァイオリンの練習に余念がない。我が家にヴァイオリンの音色が響き渡るのは10年振り。息子は、7日か8日に帰郷らしい。我が家の子供達は7月と8月に誕生日がある。まとめて、お祝いすれば経費削減と妻は内心、考えているらしい。いずれにせよ、久しぶりに賑やかな我が家である。

2010年7月18日日曜日

INCEPTION鑑賞

昨晩、岡谷のスカラ座にてINCEPTIONを見てきました。娘の看病から戻り、1週間延期した妻の両親との食事会をこなした妻はあまり乗り気ではなかったのですが渋々、同行してくれました。何故なら、二人で行かないと割引が使えないからです。渡辺謙さんも出演していますし、夢の中に侵入して現実の判断を変えてしまうという内容に興味をそそられたことと、先行上映であるということが動機になりました。夢に侵入するための準備段階でのまちや建物を設計する場面もありそれなりに興味深いものがありました。しかし、全体としてはややまとまりに欠けていたようにも感じましたし、少し間延びしたような編集が気になりました。特に、デカプリオが亡き妻との葛藤する場面が多くあるのですが全体の構成の中では、少し唐突な感が否めないと思いました。個性的な登場人物とCGは魅力的でしたし、まあ楽しめる映画でした。その前に鑑賞したのは「SATC2」で劇場には女性ばかり、今回は男性の方が多かったように思います。「告白」も見たいと思い、妻に言うと彼女は原作を読んだので映画を見たく無いと言っています。予告でハリーポッターシリーズ最終版を見ました。何と、2部作になっており興行的な戦略を感じながらも一方では、見てみようかなとも思っています。

2010年6月9日水曜日

誕生日

6月6日に55歳の誕生日を向かえました。妻と映画鑑賞や食事に行ってきました。振り返ることもまだ早いのですが、あっと言う間の54年間という感じです。その昔の人生60年ならば後5年の人生です。毎日毎日を1秒たりとも無駄にせず生きていかなければなりません。まだまだ、家族や仕事のことを考えれば元気にこの人生を歩んでいかなければなりません。私の恩師である降幡廣信氏は今年の4月に満81歳になりました。お元気で、仕事も現役です。94歳まで現役を言っております。何故、94歳かと言いますとその昔、村松貞次郎先生から村野藤吾さんを引き合いに出され村野さん以上に頑張りなさいと励まされたからだそうです。さて、私は何歳まで現役で仕事を続けられるでしょうか。妻は、製図板の前で仕事中に息を引き取って欲しいなぞと申しております。私もそう願いたいと思います。そんなことを考えている今日この頃です。

2010年4月11日日曜日

大学サークル入会顛末

娘が大学に進学し一人暮らしを始めたばかりであるが、妻に色々と相談してくる。今回は、オーケストラのサークルに入るのでヴァイオリンや楽譜、譜面台を送って欲しいと言ってきた。鈴木メソッドの教室に3歳から11歳まで通っていたが本人はあまり乗り気ではなくピアノの方が良かったのにと嘯いていたのだが、心境の変化なのか大学に入ってそんなことを言ってきた。妻は懐疑的にヴァイオリンはサイズが合わないし、楽譜も読めるのか疑問を呈していた。しかし、本人はそんなこと何処吹く風、着々と準備を進めているようだ。妻も仕方なく、ヴァイオリンの先生に連絡し、サイズのことなど相談してみた。娘は、身長も152センチ程度。指も腕も長い方ではないので4/4サイズでは少し大きいかもしれないとのこと。7/8サイズという特殊なサイズもあるようだが、後は本人の感覚もあるので実物で確かめてみる方が良いとアドバイスを頂いた。早速、娘に連絡すると先輩が楽器店に同行してくれるとのこと。その楽器店は、大学指定のところで割引可能であるのでどのくらいの値段のものを購入して良いか教えて欲しいと言ってきた。何かと新生活にはお金が伴うが、追い打ちをかけられたような気分であるが仕方ない。やれやれである。

2010年4月2日金曜日

これからの日本女性について

朝日新聞のOpinion欄に「ニッポンの女性たちへ」というリレー記事が掲載されている。昨日はハーバード大学の女性学長。今日は、物質・材料研究機構 光触媒材料センター長の中国人女性であった。日本社会の中で働く女性について、「仕事と家庭の両立」という意識が強すぎると指摘していました。仕事と家庭は対立する概念ではなく、仕事をすることで人生を豊かにし、家庭経済も潤いより良い生活が出来るという考え方を示していました。「男女共同参画」という標語は日本ならではのもので、中国では考えられないとのこと。私も仕事は、妻や子育て中の女性と一緒にしていますが、心の奥底では仕事と家庭の両立を願っている節があります。しかし、考えてみれば忙しい時に仕事のことだけ考えていればいい「私」と家庭や家事も考えながら仕事をしている「妻」や「女性所員」の方がよっぽど立派です。私も所謂、典型的な日本人男性であることを改めて認識しました。私の娘は、今年から大学1年生。法律学科です。彼女が大学を卒業して何らかの職業に就き、その後に結婚をし家庭を持った場合に果たして両立していけるだろうか?〜仕事も家事も「微力」でいい〜と今日の記事のタイトルにありましたがまったく同感です。私たち日本人男性が意識を変えることで働く日本女性の負担が軽減されればより本当の意味での平等社会が創出されるのではないかと思います。

2010年3月15日月曜日

日本とイタリア

よしもとばななさんのキッチンをイタリア語に翻訳したアレッサンドロさんの著書を読む。日本とイタリアの比較がなされ大変、興味深く面白かった。どこでも寝れる日本人(アジアの人全般)という話や別れる時の声掛けが日本人はネガティブに。イタリア人はポジティブになどなど。両国を知るアレッサンドロさんならではのエッセイである。翻訳に対する評価の違いも極端である。それは、言語の類似性と欧州の一員であるイタリアとアジアのそれも辺境の日本との違いなのか。いずれにしても、楽しく興味深いエッセイであった。

2010年3月5日金曜日

妻のお下がり

娘が一人暮らしするため色々と準備している最中である。そこで、浮上したのがバッグと腕時計である。妻が以前に購入して、あまり使用していないものの中から娘が選び出した。バッグは、「ヒロフ」と「ゴールドファイル」のもの。「ヒロフ」のバッグは、小振りで肩からも掛けられるし手持ちも可能。そして、黒に見えるくらいの濃紺であるので入学式などにも使用可能ということで選ばれた。また、「ゴールドファイル」のバッグは鞣し皮でピンク系の濃淡色である。肩ひもが長いが秋冬用にと妻が薦めた。私が、以前ドイツに出かけた時の土産に購入したものだ。
時計は、カルティエのタンクウオッチである。10数年前に購入したものであるがほとんど使用せず、箱に入ったままであった。クオーツ式なので電池切れになっており私が電池交換に行ってきた。全て妻のお下がりであるが、本人も喜んで使ってくれそうである。

一人暮らしの準備

娘の大学受験が終わり、第一志望校に合格できた。本人の喜び様も然ることながら親の喜びもひとしおである。合格発表後すぐさま、住まい探しに上京。1日かけて探してきた。契約も無事完了し、今月末に引っ越しをする予定である。これから、電化製品から家具、収納類などを準備しなければならない。妻は、不動産業者から提出を受けた資料を手に細かな仕様の確認に余念がない。今日も、クロゼット内の棚板について可動式かどうか?巾と奥行きなどの寸法は?と細かな質問をし、相手方を困らせている。脇で、私がそんな細かなことを聞いても答えられないのではと言うと私は、建築の人間だから細かなことがはっきりしないと納得出来ないなどと息巻いている。今日は、午後から市役所に確認申請の訂正に行きその帰りにカーテンや家具類を見てくるとのこと。息子と娘の二人の一人暮らしを準備してくれるのはいつも妻である。ありがたいことと私は静観している。

2010年1月24日日曜日

読書の集中力

昨日から2日間でミレニアム(下)を読破。未だかってないスピードであった。小説は、あまり読むことがなくたまに読んでもだらだらと内容の記憶が薄れるほどスピードであった。しかし、今回は風邪気味にも関わらず私としては異例のスピードで自分自身でも信じられないほどである。つまり、それほど引き込まれてしまったのであろう。また、そんな本に出会いたいと願う。

2010年1月15日金曜日

センター試験

明日は、いよいよセンター試験。浪人している娘が受験する。本命は私立の一般入試だが、センター試験利用の出願もしている。いずれにせよ、センター試験が第一関門であることは変わりないので頑張って欲しい。妻は、明日のお弁当の心配をしている。我が家では、私の受験時代からカツサンドが定番である。

2010年1月10日日曜日

合格祈願

また今年も合格祈願に行かなければと思い明日、深志神社へ。仕事の打ち合わせが午前11時の予定なのでその前に妻と二人で行くつもりです。今年は、浪人生の娘と資格試験を受ける大学生の息子の合格祈願です。最後は神頼み。日本人ですね。親の気持ち、子知らずかも。

2010年1月1日金曜日

謹賀新年

あけましておめでとうございます。2010年元旦、皆様いかがおすごしですか?我が家の年取りは、頂き物の日本酒を3人で6〜7合ほど飲んだ結果8時過ぎから11時ころまで睡眠時間になってしまいました。娘だけが、未成年のため飲酒せず起きていました。今年の我が家は、浪人している娘の受験と大学生の息子の資格試験があり試験の年になっています。私たち夫婦も、二人の試験結果を心待ちにしながらも自分たちの仕事を充実させなければなりません。相変わらず、予測に立てにくい世の中ですが家族の絆を大切に、人間関係をきちんと築きながら1年間を過ごしていきたいと考えています。良い1年が送れますますよう祈っております。「建築家の休日」も充実させていきたいと思いますのでよろしくお願い致します。